■正確にはホルダーではなくホルダー延長ですけれど
俺が乗っている国内仕様VMAXには、脱いだヘルメットの保持用(ホルダー)としてシート下に2
本のワイヤーとロック機構が用意されている。
※海外仕様には付いていないとのこと。理由は…やっぱり盗難時の責任云々なのかなぁ…
右下のL字の部分ですね
メーカー純正だけによく考えられていて、ワイヤーは柔軟性があって自由度が高いし、ロックするときにはキーを刺しっぱなしでもカチンとロックされ るし(←これ、後付けのヘルメットロックにはまず付いていない素敵機能)取り付けると ヘルメットが車体にぴったり沿うしとさすがな出来になっている。
ところが…実際に使うと結構面倒臭い面もありまして。
ワイヤーが2本(本人&タンデム用)あって邪魔だし(まぁ外せばいいんですけどね)先
のとおりヘルメットがぴっちり沿う長さなので取り付け時にはちょい窮屈。
だから正直これまであまり使うことがなかった。
脱いだヘルメットはミラーに掛けて、ロックには別途ロックワイヤー(スノボの盗難防止用の奴)を使っていたのだ。
※ミラーにヘルメットを掛けるのはヘルメットの内装が痛むので薦められません。俺は自己責任でやって
ますが。
だが冬用スクリーンを付けたらミラーにメット
を掛けることができなくなってしまった。
うむ、仕方ない、今後は純正ヘルメットホルダーを活用するとして、どうせならもう少し使いやすくしてやろう。
…とか偉そうに書いたのだけれど、実はコレ、パーツショップで見かけた製品にインスパイアされたのだ。
あちらは延長用ではなく、掛けにくいホルダーのサポート用として売られていたのだけれど、ヘルメットの顎紐のDリングに引っ掛ける方法を見て「そうか、
この手があったか!」と声を上げてしまった。
そんなわけで、気になった方はどうかそちらの製品を探してみてください。
※このアイディア、実用新案とか取っていそうだけれど、個人が自分で使用する分には大丈夫…なはず…
★
作製は、ガレージに転がっていた2mmのアルミ板を切り出してごりごり削って穴を開けるだけ。
アライのヘルメットのDリングの内径は25mmくらい、なので幅は20mmちょいにしてみた。
後はヤスリで仕上げます
こうやって引っ掛けるわけですね
念のため車体に当たりそうな場所にスポンジテープを貼れば完成。
なんとなく大丈夫そうではあるのだけれど、実際の使い心地その他は今後検証していくとしよう。
この大きさなら普段は給油口付近において置けますよ
☆
■これは作って成功だったかも
でまぁ、しばらく使ってみた感想としては、結構使える、というかなかなかに便利。
ヘルメットロックの手間としては作業が増えてしまうのだけれど、なんというかロック後の「収まり」が良い。
結果、その手間が苦に感じないのだ。
使っても使わなくてもいいという自由さも○
「一旦付けたら必ずそれを使うこと」だと我侭な俺としては変な義務感を感じてしまうのだ。
…というわけで、ざっくり作った割に使える品物になりましたとさ(喜)
こうなると「セロー用にもう一つ」とも思うのだけれど、セローにはVMAXのように保管しておける(&さくっと取り出せる)場所がないし、かといってヘルメットロックにぶら下げておくわけにもいかない。
もちろん別途持ち歩いても良いのだけど、それはそれで面倒な…とも思ってしまう。
どうしようかなぁ…まぁ先のとおり使っても使わなくても良いので気楽ではあるのだけれどね。
※ちなみに耐久性は期待していないのでキニシナイ!(笑)
★
<了>
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