■バイク用品・関連品レポート、インプレッション

 

とうとうハンドルカバー記

ハンドルカバーAK-085
KOMINE ネオプレンウォームハンドルカバー AK-085

 購入   その後 NEW

 

 

garage Ak!rA

 

<2017年12月> 購入

あーあ、買っちゃった

 「そろそろハンカバか?」とか、BLOGに書いたのがつい2,3日前
 ちょい調べるだけのつもりが、気付くと購入してましたとさ。
#「今注文すると明日到着!」となるとついポチっとしちゃうんだよなぁ……

 これまで避けていた(?)ハンドルカバーを買った理由は先のBLOGのとおり。
 「セロー専用!だから格好キニシナイ!」だ。

#さすがにVMAXでは使わんぞっ!……多分……


 ずいぶん悩んだのだけれど、カバーはセローのハンドガード(ナックルバイザー)の内側に収まる小型のものを選んだ。 
 純正ガードまでまるっと収めるタイプとなると、かなり大きなものしか見つからなかったのだ。
#それはそれで汎用性が高そうではあるのだけれど。

 購入したのは表記の製品、コミネのAK-085

 材質はネオプレーン、見た目はハンドルカバーというより大型のミトンのよう。
 以前買ったオーバーグローブの親分のように見えないこともない。


差し込み口に絞り的なものは無し


外側にポケット的な部分あり。カイロ入れかな?


これはレバーを差し込む部分(どちらか一方)

 小型なので覆うのはグリップ部のみ。レバーは外側から握ることになる。
 冷たいアルミレバーに直接触れずに済むのはありがたいかも。

 指先にあるのがそのレバーを通す筒。
 でも位置を固定するといろいろ面倒だし、もしかすると通さない方が使いやすいかも?これは実際に操作してみてから。

 どれどれと取り付けて……は、グリップを中に差し込んで紐をミラーへ縛るだけなのであっという間。
 しかし「紐で縛って留める」ってのは新鮮な感覚だわ(笑)


装着完了


握ってみた結果、やはりレバーは左右ともフリーにしておくことに

 さて、肝心の暖かさやいかに。

 翌日、テスト走行へ。

 ガレージの温度計が示す気温は5度というあたり。この時期の北関東の朝としてはごく普通の温度だろう。

 ガレージからセローを引っ張り出す時、カバーが柔かい&形が決まっていないので、手を突っ込まずカバーごとハンドルを握って車体を押すことができた。大きく形の決まったカバーでは難しそうなのでこれはメリットと言えるかも。

 さて、今日使うグローブはなんとメッシュグローブだ。
 厚いグローブではカバーの中で操作がしにくいし、そもそも入れるのが困難。まずはこれでどこまでいけるか試してみよう。
※もちろんセロー積載ボックスの中には交換用の3シーズン(薄)と(厚)、冬グローブも積んである。

 どれどれと走り出す。
 肝心の暖かさは……「うん、悪くないかも」

 決して暖かくはない。だが冷たくもない。
 今日は風も強く、油断してインナーを横着してしまったせいもあって、上半身は冬ジャケでもぞわぞわ冷気を感じるほど。
 そんな中、いつもなら真っ先に凍える指先に辛さを感じなかったのだ。

 防風性はほぼ完ぺきで隙間風無し。きっとこれが効いているのだろう。 

 30分ほど走り、どれどれとグローブを3シーズン(薄)に変更する。
 当然より暖かくなるはずと思っていたのに、かえって革のひんやり感が目立ってしまう。

 う~ん、これは面白い。防風性を考えなくて良い(←カバーまかせ)&保温・手触り重視であれば、ライディンググローブ以外でも合うのが見つかるかも。
#散歩用に使ってる裏ボアの奴とかね

 スロットル&レバーの操作性は問題なし
 いつもどおり行えて、変に気を遣う部分も無し。
 カバーが固定されていないので自由度が高く、スタンディングポジションでも問題なしだった。

 もちろん駄目な点もある。一番のダメダメはウインカースイッチだ。

 スイッチを押す時、親指をグリップからスイッチ側へ動かすのだけれど、この時カバー内で引っ掛かる。
 すっと移動できないし、移動後もカバーごしの操作になるのでスイッチの場所が見つからないことも。
 結果、結構慌てるのだ。

 ウインカーだけならまだしも、発進停止のクラッチ操作と合わせると混乱しきり。
 田舎ツーリングでこれなのだから、街中ちょこまか走りだとかなりイライラさせられるのではないだろうか。
※ウインカーは車線変更でも使うしねぇ

 その他の弱点として「薄手なので腕の差し込み時に気を遣う」という点もあるが、これはあらさがしレベルということで。


 都合200kmほど走って帰宅。

 気温は日中も変わらず5~6度という辺り。それでもメッシュグローブで走りきれた。

 先の通り、つけるグローブは再考するとして、冬場のツーリングでの有効性は間違いなし
 ウインカーにはなんとか慣れるとして、今シーズンはこれで走ってみるとしよう。

#よくよく考えるとうちのVMAXのグリップエンドにはハンドガードのステーが付いてるからこの手のハンカバは付けられないんだわ……チッ (をい)


懸案のスタイルは正面からだとほぼ判らず


んじゃこの仕様でいきましょう


<2018年2月> その後

グローブはこの手の奴で

 その後いろいろ試して、「これがいいかな」と落ち着いたのがこちらのグローブ。


手のひら側は滑り止め


甲側は伸縮素材

 バイク用ではなく作業用。グローブというよりは手袋だ。

 外見は画像のとおりで内側に起毛
 ハンドルカバーの中で使うなら防寒性は充分。そして薄くて操作性が良く、滑らない。
※上に書いたウインカー操作だけはやっぱ引っかかるけど。

 プロテクタの類が付いてないのが心配ではあるけれど、とりあえず雪道でなら転倒しても大丈夫だった(をい)

 実際には複数のグローブを持ち歩くことになると思うのだけれど、とりあえず冬場はこれをメインに使っていこう。

#グローブが薄くてスマホが使いやすいってのも大きなメリットですな。




 

 

 

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