■バイク用品・関連品レポート、インプレッション

 

ウインターパンツ購入記

ROUGH&ROAD RR7715LF
ROUGH&ROAD デュアルテックスウインターカーゴパンツ RR7715LF

 購入   インプレ NEW

 

 

garage Ak!rA

 

<2019年1月> 購入

ここのところモノを買いすぎなんですけど

 ウインターライディングパンツ(以下冬パン)を購入する。

 これまで「欲しいよ欲しいよ!」と散々BLOGでボヤいてきたのだけれど、つまるところ、

「オーバーパンツを履くほどではない(もしくは脱ぎ履きが面倒くさい)時に、気軽に使えるパンツを買おうじゃないか!」

……ということだ。

 外気温0~5度辺りでのお出かけ用。
 なので中に厚手のインナーが履けること。
 防風・防寒なのは当然として、防水でもあると嬉しいところ。

 外見のスタイルはカジュアル風の奴を。
 つまり「ツルツルピカピカで見るからに冬のオートバイ用パンツ!」なのはパスの方向で。

 そしてこれが重要、やっぱお手軽価格でないとね。

 さて、幸いにしてここのところ各メーカーともこの手のパンツに力を入れているようで(価格を別にすれば)ラインナップに困ることはない。

 どれどれと検討する。

 最初に目についたのはコミネのPK-919

 厚手のカーゴパンツ、デザインも色も問題なし。
 ただこれは昨年発売の商品で、メインのサイズ(≒俺)はほぼ売り切れ。探すのが大変そうだった。
※今年のバージョンはGパンタイプのよう。

 RSタイチだとRSY549、もしくはRSY547

 こちらも機能的に問題なしで色も良い。
 双方ともカーゴパンツタイプなのは、カジュアルスタイルとともに中に厚手のインナーが履けるからという実用的な意味もある。

 そしてラフアンドロード。

 カーゴパンツだとRR7715RR7717、メーカーサイトによれば7715の方が寒さに強いらしい。

「でもまぁ、この手のウエアは能書きだけじゃなく、実際に見て・履いて(着て)みないとダメなんだよなぁ……」

 そして何気に出かけたセール中のショップで、一番気に入った色の奴にぶつかったりするから人生は油断できないものだ。

 見つけたのはラフアンドロードのRR7715、色はオリーブ

 黒じゃ新鮮さが無いし(この製品には無いけれど)ベージュ系は汚れが心配。買うならカーキかオリーブ系と思っていたのでぴったりだった。

 ただ問題があった。それはサイズ。

 カーゴタイプの冬パンなのでウエストは通常よりかなりのワイド設定(調整幅あり)

 サイズMW(Mのワイド)が30~36インチ
 LWが34~40インチ

 公称(?)31インチの俺は当然MWなのだけれど、念のためにと履いたLWがとても楽だったのだ。

 履いた感じも見た目もかなりブカブカだが、オーバーパンツ的に履くのであれば「これもアリかな?」と思わされる。
 これなら中に普通のGパンを履くことも可能だろう。

 MWはサイズぴったり。見た目もすっきり。でも内側にはインナータイツの類しか履けそうにない。

 試着室で考え込むこと数十分(をい)

 「でもまぁ今回は『買うのはオーバーパンツではなく冬パン、そして恰好を気にする!』って決めてたしな!」

 なので購入はMWを。それに俺、見た目がアレだと使わなくなりがちだしね。(経験則)


 帰宅後改めて試すと、内部の余裕はショップで思ったより大きそうだった。

 厚手のインナータイツくらいならまったく問題なし。もしかすると薄手のフリースパンツくらいなら中に履けるかも。

 これなら今考えている某所製「最強タイツ」(かなりぶ厚い)を組み合わせても大丈夫だろう。うん、やっぱこっちのサイズで正解だったんだな。


能書きあれこれ


調整はサイドで。調整幅は大きそう


モデルに関する苦情は受け付けておりません(定例)

 もちろん膝にパッドは入っているけど、履き心地優先なのか頼りなげ。
 前世が甲殻類の俺なので、さくっといつもの奴に交換する。


交換サイズ問題なし

 裾の長さの是非、肝心の暖かさ等についてのインプレは本格的な寒さの中を走ってみてからということで。

 さぁ楽しみ楽しみ。だからこの先、雪なんて降ってくれるなよ。(スキー場へは許す)


<2019年1月> インプレ

走ってナンボです

 1/3朝、テストライドに出発する。

 ちょい遅い時刻なのでガレージの温度計は5度を指していた。
 耐寒テストには甘い気温だけれど、その分道中ゴニョゴニョするとしよう。

 上半身はいつもの冬装備。
 肝心の下半身は、先の冬パンの中に俺的最強タイツ(「履く毛布」の能書きのもの)を履いてみた。


 今年初乗りとなるVMAXで国道4号バイパスを一気に南下、目指すは栃木・群馬・埼玉3県の県境にある渡良瀬遊水地
 雪の心配がある1月のチョイ乗りとしては丁度良い距離・位置にある場所だ。

 郊外を通るルート、年始休暇中なので交通量はそこそこある。
 だが片側3車線のR4は、東北道もかくやという速度で流れている。

 さて、「防寒できているかどうか」の定義にはいろいろあると思うのだけれど、俺は、100km/h、1時間が基準だと考えている。

 速度が100km/h以下なら、あるいは時間が連続1時間以内なら、そこそこの装備でも大丈夫。(もしくは我慢できる)
 だがそれ以上になると突然自然(=寒さ)に牙をむかれるような。

 なので、今日はそこを使って耐寒テストにしてやろう。
 なにしろ片側3車線のR4は東北道もかくやという速度で(再)

※なんて当日の話はBLOGの方で

……というわけで肝心の、1日200km弱走り回っての感想を。

・暖かさ

 先の通り気温は5度程度だったが、当日の速度とか風とかを考えると合格として良いと思う。
 風は通さず暖かい。日中は汗ばんでしまったほど。まぁこれは最強インナーのおかげもあると思うのだけれど。
 この日の気温であれば通常薄タイツでも十分だったろう。そしてこれならマイナスの気温でも、このパンツ+最強タイツ+雨具のセットで乗り切れるのでは?と思う。

・デザイン

 悪くない。履いた姿も俺的良好。冬ジャケットと色合いが似ているおかげかも。
 ただ革ジャンには合わないだろう。なので春秋に使うのは難しそうだ。
#セロー用のパーカーとなら春秋もイケるかな?

・使い勝手

 脱ぎ履きは楽。
 股間のファスナー内に防風用のフラップ(?)が付いていて心配したトイレも、問題なくナニできる。
 売りの一つらしい太もも左右ポケットは……俺はあまり使わないかな?モノを入れるとパンツが重く感じるし。
 そしてライディング用であることを考えると、尻ポケットはいらないとも思う。
 そういえばこのボトムス、ベルトは使うんだろうか?ベルトホールは付いているんだけどさ。

・履き心地

 非常に楽。カーゴタイプのゆったりさが心地良い。
 厚手のせいか、交換したハードパッド(コミネ製)の膝への当たりもやわらかで違和感なし。

・サイズ等々

 足が長いとは決して言えない俺だから、普通に履いていると裾を踵で踏む程なのだけれど、ブーツを履くと、あるいはバイクに跨ると丁度良い長さになる。
 なので走っている最中風も入らず快適で。まぁそもそも短いウインターパンツなんてのは意味がないものだのだけれどね。
 ただその裾にあるボタンの類(オプション接続用?)は邪魔だった。履くときに引っかかって外れたりするし。


……というわけで、全体としてはほぼ合格だ。

 これはセローでも使えそう。まぁ林道走って泥だらけになるのだけは勘弁だけど。


モデルに関する苦情は(略




 

 

 

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