■YAMAHA SEROW 225WE (4JG6) セロー メンテナンス編

 

お気楽ロングツーリング仕様たる為に、記


お気楽ロングツーリング仕様たる為に
泥を落としてから撮りましょう
 

 

 

garage Ak!rA

 

<2019年3月>

メンテナンスではないですけどね

 3月ともなれば世は既に春一色!……にはまだちょい早い気がするのだけれど。

 それでもロングツーリングの計画を練り始める時期なのは間違いなし。
 特に今年(2019)はゴールデンウィークが10連休にもなるわけだし。

 だからこの辺りで「セローでロンツー出るならこれやっとくと・付けとくと便利だよ~」なことを書いてみよう。

 もちろん「セロー225では」の例なのだけれど、250セローや他のオフ車にも共通する部分があるはずだ。


キャリア

 大きいキャリアは正義

 「大は小を兼ねる」は万能ではないけれど、少なくともロングツーリングに出ようとするオフロード車のキャリアに関しては間違いなく当てはまる。

 乗せるのがシートバッグだろうがサイドバッグだろうが、はたまたホムセン箱だろうが、キャリアが大きすぎて困ることはなし。
 これから付けようと考えている人は是非最大サイズをチョイスして下さい。


うちのは標準的サイズ、かな?

 そういえば、250のツーリングセローのキャリアを「大きすぎて格好悪い」という人がいるのだとか。

 格好良い悪いは主観なので論ずるつもりは無いのだけれど、「少しでも実用性を考えるならアリですよ」と耳元で囁きたいところだ。

 但し、荷物はできるだけ車体の中央(前側)に寄せて載せるべき。
 でないとシグナルスタートでウイリーを繰り返すハメになる。(←キャンプ用品満載時の俺)

 だからキャリアは、シート上と共有して荷物が載せられるタイプがお勧めだ。


うちの拡張キャリア(Ver.3)にはズレ防止のバーを付けたけど、ここが荷物を積める一番前のポジション、これより前だとライディングに影響が出る(当然タンデムはできない)


スクリーン

 スクリーンは高速道路で威力を発揮。

 アドベンチャー車のスクリーンの本来の意味はさておいて、少なくとも素人ロングツーリングでは高速走行時の風当たりを防いでくれる。

 この影響は結構大きい。体に風が当たる量が少ないと疲れも少ないものなのだ。
 ましてや雨の時などは……あ、でもこちらは気休めかな?合羽を着てるわけだから。

 そういえば、250のツーリングセローのスクリーンを格好悪いと……(略)

 そんな俺が付けているアドベンチャースクリーンはもちろんお勧めできる。
 後述するスマホホルダーやマップケースが付けやすくなる&これらのパーツが走行時に風を受けにくいのもメリットだ。


活躍中です

 だが後付けスクリーンは他にも種類が多数ある。オフ車だし、転倒時の影響も考えて選ぶと良いだろう。


スマートフォン(スマホ)ホルダー

 スマホはツーリングにおいてもはや必須装備なのでは?と思う。

 走行中スマートフォンが見えると便利なのは言うまでもなし。
 マップ表示、ナビ機能、メールや電話の着信等々、役立つ事は数しれず。
 だから見やすい場所に置きたいし、その為のホルダーなのだ。


鳥居(スクリーンのステー)がとても便利でして

 雨天を考えると全体にカバーをかけるタイプが良いのだろうけれど、操作性・視認性からは裸ホールド(?)の方が良い。
 ちなみに俺は裸ホルダー+防水スマホの組み合わせだ。
※ホントの豪雨時には使え(わ)ないけどね。

 オフ車であれば、いざという時用にサポートベルトがあると安心かな。
 そして充電装備もお忘れなく。

 そうそう、いくら便利でも走行中にスマホを注視するのはもちろんダメ。道路交通法的にもね。


ETC

 何を今更ETC。
 だけど、今も昔も料金所をスルーできるのはとても楽なもの。特に悪天候の時などには。

 多少とはいえ、割引があるのもありがたい。
 休日深夜割引以外に「ツーリングプラン」なんてのが用意されている時期もあるし、活用したいところだ。

 ま、本来二輪の高速料金は車専用区分を作って四輪の半額程度にするべきで……(以下長くなるので略)

 ETCには一体型、別体型があるけれど、転倒時の事を考えると別体の方が安全かも。
 一体型にも、比較的簡単に移設できるというメリットがあるのだけれどね。
※普通は移動しません


マップ(マップル)ホルダー

 スマホがあればもういらない!……わけではないのが物理地図
 二輪車乗りであれば「ツーリングマップル」(昭文社刊)はほぼ所持していることだろう。

 道案内はスマートフォンに任せるとしても、利用価値があるのはルートの周辺情報。
 スマホのマップやナビじゃこの手の情報は表示されないわけだから。

 何より、二輪車ツーリング特有の情報(快適ルート・グルメ・観光・景勝地)表示は専用マップの完全勝利。
 大きな範囲を一目で見られるのも紙・本ならではのメリットだ。


原価300円(バーパッド除く)程のマップルケース

 見やすい場所にホルダーを、がベストなのだけれど、昔ながらにタンクバックの上部スペースに入れておくのももちろんアリ。
 常時ではなく、信号待ちでちらっと見られるだけでも安心できるものだ。

#ま、俺はタンクバック嫌いだから付けないんだけどね。


大型ステップバー

 地味だけどかなり影響あり。
 いやホント、長距離走ると、足を置くところが大きいとこんなに楽なのか!を如実に感じるわけだ。


特にオフブーツを履いている時には

 セローをはじめ、オフ車のステップは総じて小さめ。

 もちろんオフロード走行時を考えてのことなのだけれど、本格派(?)でないのならオン車程度の大きさにしてもデメリットは少ない。

 そしてロングツーリングでは先述のとおり。
 セロー225であれば無条件にお勧めできる。

 俺のように純正を改造してもらうのは難しいかもだし、かといって市販品はかなり高価な場合が多い。
 車種によっては「オン車の純正がボルトオンで!」もあるそうなので探してみるのも良いだろう。

……こんなところかな?

 本当は、お気楽ツーリングで大切なのは、装備より日頃の整備なのだけれど。
 そして準備しておくべきものの一番は、いざという時のための現金・カードだったりもする。
※夢のない話だけど(笑)

 さて、そろそろ俺も今年のGWの予定を考え始めないとなぁ。



 

 

 

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