■YAMAHA SEROW 225WE (4JG6) セロー メンテナンス編

 

常設箱・リアボックス記


常設箱・リアボックス記
いつも使ってます


 

 

garage Ak!rA

 

<2019年9月> 

トップケースと呼ぶにはおこがましい

 セローで使っているホムセン箱改のキャンプ用(だけじゃないけど)デカボックスについてはレポートしていたけれど、遥かに利用回数の多い(というか常設の)リアボックスについて書いていなかった気がする(よね?)ので改めて。

 尚、以下には「俺が使ってるのはこれ」と「選ぶならこんな奴」の情報が混在してますが何卒よしなにお願いします(?)

外観・大きさ

 今使っているのはバイク用のリアボックス・ケースではなく、ホームセンターで工具箱として売られている箱。
 デカボックスのサブボックス(雨具用)として使っているのと同じ品だ。

箱
カンセキとかカインズホームとかセキチューとかで探すと見つかります(北関東ネタ)

 幅は500mmというところ。サイズ感は見てのとおり。もちろんすり抜けへの影響はなし。

 容量はどれくらいなのだろう?品物の能書きに記述はなかったはず。20L以下だとは思うのだけれど。

箱比較
右のツアーシェルケースが20L
外観は同じくらいだけど内容量はかなり違う(後述)

必要とする容量

 この箱に入れるものは雨具がメイン。そして気温に応じての交換用グローブ

 林道ツーリング時には工具類が追加になる。そしてお昼ご飯(パンとかおにぎりとかペットボトルとか)
 容量的にはこれらが入れば充分だ。
※あ、あとネットカバーか(後述)

雨具を入れて
雨具と工具でこんな感じ

 常設ボックスに大容量は必要ないと思う。
 必要最小限の小箱にしておくのが何より見た目に格好いい……とか言いつつ、実はうちのボックスも初期型より1サイズアップしているのだけどね。

材質・形状

 とにかく第一は丈夫なこと。

 何度か書いているけれど、オフ車は転倒が前提(をい)なので「転んでも壊れない」のが最優先。

 この箱は先のとおり工具箱なのでかなり頑丈にできている。
 その分肉厚だし蓋もぶ厚いので、見た目のわりに容量が少ないのだけれど。

 そして個人的に、ボックスは角型が好き(はぁと)

機能

 蓋が取り外しではなく、開閉すること。

 これは「取り外しだと開けた時に蓋を持て余す」と共に、「蓋が外れる」は「外れてしまう」にも繋がるから。
 いつぞや某氏がツーリング先で蓋を吹っ飛ばした時には「やはりそうか……」と頷いてしまったものだ。

ヒンジ
開閉式はこのヒンジ部の強度も重要です

 そして鍵が付けられること。

 これは高価ななんとかキーとかではなく、100円ショップの鍵が付く穴があるかどうかの話。
 まぁぶっちゃけ、無ければ自分で穴を開ければ良いのだけどね。

鍵
ダイヤルロックだとキーを無くす心配なし

 鍵は林道でというより街中向けかな?ちょっとした買い物でもキー付きだと安心できるものだ。
 もう一つ、機能的な面で必須となる「ベルト穴」については後述。

取付

 肝心の取り付け方法。

 先のとおり転倒上等!なのでガチガチの固定にはしていないししたくない。これがgiviのような専用品を買わない理由でもある。
#まぁ専用品はそもそも価格が(略)

 今の取り付けはベルト1本で。この時必要になるのがベルト穴
 本来は持ち運び用ベルトのための穴なのだけれど、これを取付用として使うのだ。

穴
もちろん本体側に空いていなきゃダメ

 使うベルトは、これまた丈夫なものを。
 引張強度はさほどいらないけれど、コスレには強い方が良い

 使ってるのはちょいお高くて(俺基準)耐荷重は50kgf、ホムセン箱の固定に使っているのと同じ品……だったのだけれど、一度転んで擦れたので今は類似品に交換済みだ。

ベルト
ベルトは色も重要なんだよな、蛍光色の安いベルトもあるけど普段使いにはねぇ……

 穴に通したベルトをキャリア下にぐるっと一周させ、戻して留めればそれでOK。

 一見不安定そうだが、箱の形状と相まってグラつきは少ない。
 事実、この仕様でガレガレ場を走っても全く問題は無し

取付1

取付2
まあ画像を付けるほどのこともないですけど

 そしてこの取付方法だと、車体に取り付けたまま蓋を開けることができる。

 これは当然のようでいて結構重要な点だ。
 荷物の出し入れがさくっとできるのが非常に便利。ネットやロープでのぐるぐる巻きだとこれはできない。

その他

 走行中のカタカタ音が気になるので、箱の取っ手(持ち手)は外してしまった。
 同様の理由で、底にはゴムネットを貼ってある。(前画像参照)

 工具箱ベースなので汚れの心配がない。
 泥だらけになっても中への影響はないし、外は水でざばざば洗える。もちろん雨でも心配不要。
 これらはオフロードで使う時に大変に便利な点だ。

積載
箱ごとの洗車も可能です

総括

 先のとおり、オフロードでも使うのであれば、転倒時の「逃げ」が大切だと俺は思っている。

 今の仕様だと、転んでも箱が動いて逃げてくれる。
※実証済み→「serow セロー・今年の転倒納め(希望)」

 丈夫なベルトなので相手がアスファルト路面でも切れるまではいかない。
※実証済み(同上)

 ともあれ、万に一つ、ベルトが切れてしまった時のために、ゴム紐、ネットの類を積んでおくと更に安心できるだろう。
 これらは出先にで荷物が増えた時にも使えるわけだから。

予備
予備品格納部あり

 そうそう、バッグではできない、箱・ボックスならではの楽しみといえばがこれ。
 ステッカーが貼れるってことですな(笑)

ステッカー貼り
上が最初に書いたデカボックスのサブボックス(同サイズ)

<後日追記>
……とか、詳細レポートを書いた途端アレ(?)してしまうあたり、「言霊」ってのは侮れないんだよねぇ……(しみじみ)↓
リア常設箱刷新、アルミボックス記

 


 

 

 

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