■純正があれば何も問題ないんですが(再)
先日のツーリング後の洗車の際、うかつに高圧洗浄機をかけて一部がペロンっと剥がれてしまったのがヘッドライトのデカール(ステッカー)
うわぁっ!やっちまったあっ!と慌てるも時既にお寿司遅し。
「くそう、以前にょろさんがTT-Rレイドの洗車で派手に剥がしたのを見て以来、ずっと気を付けていたんだけどなぁ……」
とりあえずは手で戻して(←これだけでも乾くと意外に剥がれない)何とかしないといけないな。
★
あちらは剥がれたのではなく削れたのだけれど、結果的にはまぁ同じ。
なので今回もカッティングシートで作りなおそうと思うのだけれど、単純なラインのサイドカバーと違いこちらは柄が複雑だ。
加えてライトケースは曲面なので直接トレースするのが難しい。
一旦画像に撮って加工して、それを下書きにと試したけれど今一納得いかず。
ううむとちょい皺の寄った(←手で戻したので)ヘッドライトのデカールを見ながら「早くなんとかしないとまた剥がれちゃうよなぁ、なにせ水張りみたいなものだしなぁ」と考えていて思いついた。
「そうか、水張りすればいいのか!」
★
そうと決めればまずはデカール剥がし。
いろいろ考えたけれど、結局はちまちまと手で剥がしていく。
直接的な意味での再使用はしないので(後述)CRC-556を潤滑兼剥がし剤として使ってやる。
アドベンチャースクリーン周りを外して
CRC-556をかけながらじわりじわりと
剥がれました
剥がれたデカールを、そうっとプラスチック板の上に置いてやる。
これは100円ショップで買ってきたポスターフレームのカバー。
上には薄い中性洗剤入りの水を塗ってある。
デカールの位置を調整し、皺を伸ばしながら水を吸い取って行けば……ほおら水張りできましたよと。
昔培った知識がこんなところで役に立とうとわ
平面になればトレースも楽にできるだろう。
あとはどれだけ似た色のカッティングシートを見つけられるかだ。
※そして必ずしも同じでなくても面白そう。
さて、そしてこのプラ板。せっかくのポスターフレームなのだ。プラ板をもう1枚買ってきて挟んでやれば、このまま飾れる気がするんだよな。(←直接的ではない再利用)
<続く>
★
■純正と違う仕様ですが問題ありません
<続き>
さて、それでは新しいヘッドライトデカールの作成に取り掛かろう。
まずは先の2次元化した(?)純正デカールをトレーシングペーパーに写し取る。
これをカッティングシートに貼って切り出す予定。
そのカッティングシートだが、純正色に似た色はやはり見つからなかった。
唯一、サイドカバーの時に使った緑が濃い方の色に似ているかも?な程度だ。
「んじゃまぁ、とりあえずはこれでやってみるか」
デザインカッターを使って切り出して。
本来は影的部分もあるセローロゴだけれど、さすがにそこまで凝る気はなし。
出来上がったのがこちら。
こうしてみるとかなり変わったロゴですね→SEROW
ふうむと考える。
技術的な部分はさておき、やはり一色というのは色気に欠ける気がするのだ。
かといって、先の通り、純正のような「青味がかった明るめの緑」が手に入る予定はなし。
「なら違う色で考えよう。明るめに仕上げる感じでさ」
あちこち探して、この色ではどうだろう?
明るいのは間違いなし
同様にトレーシングペーパーで(略)
位置合わせを兼ねて第一弾の一部と張り替えて……っと
イメージ変わりました
うん、これはこれで面白い気がする。それにしても2色になると雰囲気が変わるものなんだな。
あとはヘッドライトにペタっと貼ればよし……と書けば簡単なのだろうけれど、
・シールを貼る時のお約束、中性洗剤入りの水が濃かったか多かったか。
・なのでシールが貼りつかない&滑りすぎる。
・アプリケーションシート代わりに使ったマスキングテープの接着力の方が強力じゃねぇかっ!
・ああズレるズレる……
……と非常に面倒だったのだよ!
#ま、そういうのも嫌いじゃないけどね(はぁと)
そんな出来上がりはこちらのとおり。
できました
うん、まぁこんなものかな?
あ、そうそう、お約束と言えばヤマハのロゴも付けておかなくちゃ
こういう細かいところでもまたイメージが変わるものです
外しておいたスクリーンを付ければ作業は終了っと。
よしよし
そして(多分)付けすぎてしまった中性洗剤。
この手の成分って残るんだろうか?普段は問題なしとして、高圧洗浄の時はどうなるかな?
普通にカッティングシート貼っただけなら心配しないんだけどね。
ちなみに純正デカールはこうなりました。
さて、どこに飾りますかね。
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