■定番の場所に変更しましょう
VMAXのUSB電源を2Aのものに交換して「凄ぇ!ガリガリ使っててもばりばり充電するぜっ!」と感動したのはリンク先のとおり。
なのでセローのUSB電源も同じものに交換してやるとしよう、何しろ長時間走る機会はセローの方が多いわけだから。
そして付け直すなら、電源の取り出し場所も換えてみたいんだよな。
VMAX画像の流用ですが
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今のUSB(とETC)の電源はフロントのポジションランプから分岐。
マイナスは三叉、ライト左下に取り付けられた標準のアースボルト。
きちんとマイナスが取れます
常時ONではなく、キーオン時にのみONとなるアクセサリ電源を取る場合、ここは非常に使い勝手が良い。
プラスもマイナスもヘッドライト付近で完結していて配線が至極簡単だからだ。
ただ気になるところもある。それは容量。
元々がポジションランプ用なので配線が心もとない。
1Aという小さなヒューズで間に合っているETCはともかくとして、「大容量にしたいから」が目的のUSBはできれば線の太いところに繋ぎたいのだ。
もちろんリレー化でも良いのだけれど、今回そこまでの手間(バッテリーからの配線引きやリレー取り付け等々)はしたくないし。
※おそらく、これまでの配線のままでも実質的な問題はないと思う。
だがせっかく新しいパーツを買ったのだし、今後何かあった時(思うほど充電されないとか)に「やっぱり…」と思うのは悔しいからねえ。
さて、実はセローの場合、アクセサリ電源の取り出し場所として定番のものがある。それはホーンのプラス側だ。
ごくまれにしか使われないとはいえ、鳴らす時には大容量が必要になるホーン。
だから純正配線もそこそこ太いし、ここからなら多少拝借しても大丈夫だろうというのがその理由。
そしてセローのホーンは、これまたハンドル周りから比較的アクセスの良い位置にあるわけで。
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作業開始。
セローのホーン端子は特殊な形状。でもこれ、中身は市販の平型端子がぴったり入るので問題なし。
ホーンの純正端子。このマークを覚えておいてください(後述)
まずは短いハーネスを自作する。
分岐させるのはプラス側だけで良いのだけれど、先の純正端子がプラマイセットなので長さをあわせる必要がある。なのでマイナス側も作成しよう。
こんな奴を
(右上がプラス用、左下がマイナス用)
ホーンの配線は、いつものチェッカーを使ってプラス側を確認。
アースは先のボルトから
ちなみにプラスは二つ前の画像に赤丸で示したマークがついている方だった。
このためのマークかどうかは不明なのだけれど参考までに。
車体側、先の純正端子。
プラス側には分岐させたハーネスを、マイナス側にはストレートの奴を繋ぐ。
ホーン側への接続は、極性がないのでどちらでもよし。(のはず)
キーオンして動作確認、「ピッ!」となるホーンを確認。
次に取り付けるUSB電源側。
プラスの端子を平型に換えて、先のハーネスの分岐へと繋ぐ。マイナスは純正の三叉アースボルトへ。
これまた動作確認。スマホを繋いで充電ランプOK。「よーし、うむうむ」
プラス側のみ変更必要
USB口はできるだけ雨の当たりにくそうな場所に
あとは配線を収めるだけ。
USB電源付属の長いコードはまとめてライト裏へと収まった。よしよし。
さて、これで作業は完了。よ~し、これでGPSログ取りながら1日中走り続けても大丈夫だぞ。
見難いんですが、配線はビニールテープで保護してところどころをタイラップで固定。
これは抜け防止というより漏電防止的な意味、セローはいろいろなところ走るしね。
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