■実際に使ってみました
作って積んで試してみた、(主として)セロー用のホムセン箱改のリアボックス。
本格デビュー戦となった、剣山林道(を含めた四国へのロングツーリング)での感想を書いてみようか。
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結果的から言うと特に問題なし。 便利に使うことができた。
もちろんこれは「転ばなかったので」という前提付き。
実際に転んだらどうなるのか?幸いにしてこのツーリングではこのテストを行う機会には巡りあわずにホッとした。
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■積載・固定
・ベルトの取り回しに気をつければ比較的短時間で積載できる。
・左右のバランスだけは目視で確認・調整する必要あり。
※上記はお手製拡張キャリアありきの話。純正キャリアだけだと前後の固定に手間取るはず。
■一般道・高速道路走行
・問題なし。ボックス幅が60cmとハンドル幅よりかなり狭いのですり抜けも気にせず行える。VMAXのサイドバッグ装着時に比べれば全然気楽。
・セロー的高速走行時(100km/h前後)でもハンドリングへの影響は感じられず。
■オフロード走行
・問題なし。剣山でごんごんダートを走ったけれど、ズレもブレもなし。
・林道走行時のハンドリングへの影響は、もしかすると先代デカバッグ以下かも。背中の大荷物を意識することなく走り回れたのは正直予想外だった。ボックスの高さが比較的低いのが好影響の原因かも。
■メインボックス容量
・ちょい不満。
・いつもの手持ち用エコバッグ2つにパンパンまで詰め、ボックスに入れると蓋が閉まらなかった。
・高さ(深さ)がもう少し欲しい、これは蓋が頑丈な(厚い)ことが影響しているかも。
・今回は底にパンク修理用工具(タイヤレバー、リムガード等)を入れたケース、代えチューブ、予備工具一式を敷いたので5cmくらい浅くなっていた。これが無ければもう少し余裕ができたはず。
・エコバッグ2つを入れても幅的には余裕があった。今回ここには命の1L(ガソリン)、予備オイル、パンク修理用品(タイヤパンドー他)、足踏みポンプ等が納まった。
この厚さ分容量減
これだけ敷きました
■サブボックス容量
・ちょい不満。
・雨具(ブーツ・グローブカバー類含む)、コード類、車体カバー、ロック関係等々「必要になりそうなもの一式」を入れるとびっちり一杯で余裕無し。
・出発時は良いのだが、出先であれこれ弄ると蓋を閉めるのに苦労する。
・機能自体はとても良かった。付けて正解。
・なのでもう1サイズ大きいものに交換することにした。同じシリーズで丁度良いものがあるので同様の加工をする予定。
今回のサブ箱(上)と、交換予定と同じサイズの箱(下)
下はセローのちょい乗り用の装備品
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……というわけで、「取り付け・機能は問題なし、ただ容量的にはちょい足りないかも?」という当初予測のとおりとなった。
今回のツーリングはほぼフルオプション。
だからこれ以上荷物が増えることはそう無いとは思うのだけれど、土産やらなにやら向けの余裕をもう少し確保したいところ。
また、キャンプの時にどうなるかは不明だ。
※テントをボックス上に積んだ時の容量や走行安定性等々。
今後、メインボックスの拡張は難しいと思うのだけれど、何か改善策を考えていこうと思う。
最初の試乗後、「ちょい背中に当たるかな?」とここだけ小型のものに交換した中央のアイボルト
単価は高かったけどこれは正解。長距離乗ると乗車位置をいろいろ変えたくなるわけです。
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■サブボックス拡大
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・なのでもう1サイズ大きいものに交換
……してみたり。
今年の北海道ツーリング前、サブボックスを拡大(交換)した。
使ったケース(工具箱)は、同じシリーズの品。
ざっくり言うと、幅で+100mm、奥行きで+50mm
高さ(深さ)も増えたので容量は結構大きくなった。
左旧、右新
取っ手取り外し済み
かなり大きくなりました
以前の箱だと一杯になってしまった量を入れても、7分位のイメージ。
余裕があると、出先での「ちょっとだけ格納」「とりあえず収納」もできる。
今年の北海道ツーリングは天気に恵まれたとはいえず、道中雨具の類を着たり脱いだり。
この時、脱いだ合羽をえいやと突っ込んでおける。この「とりあえず!」が恐ろしく便利だった。
但し、これまた以前書いたとおり、重いものを入れるのは禁物。
自作延長キャリアの強度が心配だし、走りへの影響も大きいだろうからだ。(車体の中心から遠い=慣性が大きい)
本当はここに予備ガソリンをしまっておけるとメインボックスの自由度が格段に上がるのだけれど。
そんなわけで、あくまでも「濡れてもいい軽いもの」に限定して使おうと思う。
……というわけで、一通り満足できる仕上がりになったツインボックス。
次なるチェックは……やっぱ耐久性かな。
※振動への耐性と寿命的な部分の両面で。
さて、次はどこで使いますか
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