■これまた備忘録的に
「続・マフラー交換記」に記載したRSVシリーズ3サイレンサ。
その後も音量チェックやら改造やらでバラしたり組み立てたりを繰り返しているのだけれど、せっかくなのでその手順とかグラスウールの巻きなおしとか小細工とかについてメモ的に記載しておこう。
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■ まずはバラし。
付け根のバンドを緩める
スパナのサイズは何故か11mm
ヘキサボルト*6本外してカバーを取り
インナーサイレンサーを引っこ抜いたら
フレームへの取り付けボルトを外してサイレンサ本体を抜き取ります
■ 次にサイレンサの分解。
上下2箇所のヘキサボルトを外したら
切り欠きに適当なステーを当てて(画像右から)ハンマーで叩くと
後ろからパンチングパイプとかカバーとかが出てきます
抜けました
グラスウールの状態については後述
パンチングパイプについても後述
グラスウールについてなのだけれど、画像は一度巻き直した状態のものだ。
初めてバラした時、それなりに劣化していたので一旦全部引き剥がし、炭化していた部分を取り除いた後表裏を逆にして巻きなおしてみた。なので画像では表面に黒い部分が出ている。
そしてパンチングパイプ。
これまた最初は気づかなかったのだけれど、よ~く見るとエキパイ側とパンチングパイプは一直線ではない。首を振っているのだ。
なので取り付け時には元と同じ位置にしないと、パイプは差し込めたが後ろのカバーが付けられない(排気口の位置が違う)という事になってしまうので要注意。
※ええ、もちろんそれで大騒ぎしましたとも!
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■ で、今回の小変更。
消音の助けにと、パンチングパイプにステンレスメッシュのシートを巻いてみた。
このくらいのシートを
これまたステンレスのハリガネでこんな風に
ヒントは、以前モーターショウで見たヨシムラのサイレンサーのカットモデル。これはパンチングパイプとその外側の層の間に何も無い空間が作られていて、それが消音に貢献している風だった。
「ならメッシュシートでも突っ込んでやれば?」と調べたら既に相当の方が試している様子、なので早速真似してみたのだ。
メッシュシートを緩めに巻いているのは、その「空間」を多めにとってやろうという小細工でもある。
※パンチングパイプの後半にはインナーサイレンサーが挿入されるのでメッシュシートは省略。
あとはグラスウールを戻して
逆の手順で戻します
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さて、そのステンレスメッシュシートを巻いてみた結果なのだけれど。
期待していた音量は変わらず。
これは残念ではあるのだけれど、その代わりに音質が変わったのだ。
高音部が消え、低音が増した感じ。
ボンボンボン…が、ボッボッボッ…のような雰囲気に。
つまりより俺好みの音になってしまった。「う~む、これは良いな、相変わらず音はちょい大きいんだけどさ。」
さて、サイレンサー内部は当面これで良しとして、この後(先に削ってしまった)インナーサイレンサーをあれこれしてみる予定。
内径17mmのエンドパイプはもう少し絞っても大丈夫…かな?純正サイレンサーのあの細いエンドパイプを考えると。
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