■見ておきましょう
8月の北海道ツーリングの時、リザーブに切り替えたにも関わらずガス欠のような症状の出たセロー。
その後確認する機会の無いまま過ごしていたのだけれど、いざという時にリザーブが使えないようでは困るし、何より不安を抱えたまま走るのは心臓に良くないもの、一度きちんと確認してやるとしよう。
★
某日。ツーリングで200kmちょい走って帰宅。
いつもの「帰宅前給油」を行わないので燃料タンクには3L程度しか残っていないはず。コック周りを見るのにはガソリンは少ないほうが良い。
さくさくとタンクを外す。
「タンクに残ったガソリンどうするかなー、ペットボトルじゃ危ないしなー」と考えていて、タンクを立てるという方法を思いつく。
これならフィルター周りにはガソリンが来ないから大丈夫。
・・・と考えたのだけれど、結果的にタンクキャップ周りからガソリンが漏れてました!
非常に危ないので面倒がらずきちんとガソリンを抜きましょう!
※だよなぁ、キャップはしっかり閉めてあってもエア抜きルートとかあるわけだしなぁ…
大変危険ですのでお止めください
外した側はこんな感じ
…とか、作業時には気づかず継続。
インタンクのフィルターは見た目OK。汚れやゴミ詰まりはみられない。
コックからホースを外して口でプッと吹くと反対側からヒュッと出るから貫通はOK。メイン、リザーブ共問題なし。
「んじゃコックか?」と、コックをON側にしてCRC-556を吹き入れるときちんと反対側へ抜けていく。
リザーブにしても問題なし。「ありゃ?大丈夫そうだな…ま、確認できたから良しとするか。」
タンクとの接合部のOリングにはシリコンを塗って密閉度を気分的に上げる。
取り付けネジはしっかりと締める。ここからガソリンが漏れたら大惨事になるわけだから。
※そしてこの後タンクを持ち上げて作業デスクの上が大惨事になっている事に気づく。(あーガソリン臭いガソリン臭い…)
タンクを戻すのは毎度おなじみの作業。
そしてよくよく考えていて、今までの勘違いに気づくわけです。
■4JG6の燃料コックは不圧式じゃない。だから今回も本当はタンク外さずコックのみで確認できたはず。
(ま、確認して駄目だったら外してバラさないといけないんだけど)
■リザーブは完全に別系統。だからツーリング先で「満タンでリザーブにして走れた」時点で問題なし。
(リザーブ:リザーブ+メインと思ってたんだよな…)
ううむ、こんな基本的な事に気づかなかったとわ。
これじゃ偉そうに「セローのメンテサイト作ってます!」とか言えないよな……(←そもそも偉そうにしちゃ駄目です)
※結果ツーリング先での出来事は、一時的なゴミだったのか、それとも俺の思い違いだったのか、さて。
★
■ご注意■
当サイト内における整備・メンテナンス・操作は素人の手によるものであり、かつその記述内容には誤り、思い違い、記載漏れ等のある可能性があります。
この為、説明を真似て作業した場合でも、故障、事故、怪我等の危険性があります。
このようなトラブルにつき管理人は一切の責任を負いません。作業は個人の責任においてのみ行ってください。
☆
■ SEROW225 コンテンツ一覧 ■
☆
(C) 1998-2024 garage Ak!rA. All Rights Reserved.