■結構走りましたから
セローのタイヤ交換のネタは何度か書いているのだけれど、そういえば総括的なものがなかったかなと。
これまでそこそこ距離も走ってきたし、一度寿命とか距離とかについてまとめておこう。
■これまでのタイヤ関連コンテンツ
・タイヤ脱着記
・タイヤ交換記
・続・タイヤ交換記 (TR-011 TOURIST)
・タイヤ交換記 (TR-011 TOURIST) その後
※別途BLOGに細々アップしてある分は略、こちらはBLOG上で検索してください。
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交換時期・タイミング
基本「スリップサインが出たら交換」なオンロードタイヤと違い、オフロードタイヤ(トレールとかエンデューロとか面倒くさいことは言わずひとくくりで)の交換時期は見極めが難しい気がする。
いや難しいというか、人によって大きく違うんじゃないだろうか?
例えば同じタイヤを履いていても、求めるものが違うような。
「とにかくガレ場でのグリップを!」と「パンクせずに走れればいい」の交換タイミングを同じ土俵で語ってはいけないと思うのだ。
俺の場合、ギリギリまで使うことはしていない。ブロックが残っているうちに交換する。
これは直近の交換前、走行距離約9,000km(後述)
正直、オンロードを走るだけならまだまだイケる摩耗具合。
でもオフロードだと既にいろいろと危ない(はずだ)し、セローはオフロードを走るために乗っているのだから。
※上記画像も、その筋の人(?)からすれば使い過ぎと言われるのかも。
尚「減りではなく、古くなったから交換」というのは経験がないので略ということで。
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走り方と減り方(センターとサイド)
オフ車(≠モタード仕様)で峠を攻める人はいないと思う。だからオフ車でオンロードを走る機会が多いとタイヤはセンターが減る。
結果、「サイドはブロック残ってるんだけどなー」での交換になる。
これが俺のような貧乏性にはもったいなくて仕方がない。
※これはオンロード車でも同じかもねぇ。
反してオフロードメインで走ると均等に減る……というか減りにくい。
まぁ未舗装の路面が逃げて(くれて)いるのだから当然ではあるのだけれど。
つまり、林道ばかり走っていればタイヤの寿命は延びる(はず)
でもなかなかそうはいかないし、そもそもタイヤのライフを考えて走ってもつまらない。
趣味で乗っている以上、第一にすべきは面白いかどうかだ。
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走り方と減り方(前後)
俺の場合、前輪の方が先に減る。
というか、ツーリングに出ると舗装路を多く走ることになり、先のとおりセンターが減る。
この時、前輪の摩耗の方が大きい気がするのだ。
物理的にゴムの量が少ない(薄い)からと共に、乗り方の影響があるのかも。
俺はセローだとちょい前荷重で乗っている気がするし。(特にタイトコーナーではね)
通常のバイクだと減りが早いのは大抵駆動輪(リア)だけれど、セローは馬力が馬力だ。後輪の負荷が少ないのかもしれない。
ちなみにオフロード走行が多めの場合には、前後ほぼ同じに減る印象だ。
※そしてタイヤライフも自体も長く。
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タイヤの銘柄と寿命
……と大上段に書いたけど、種類使ってないので簡単に。(をい)■DUNLOP D605
俺的デフォルトタイヤ。
メンテノートを引っ張り出してこれまでの距離を計算してみたのだけれど、おおよそ7,000~8,000km走行での交換だった。
もうちょい短い印象があったのでちょっと驚く。以前6,000kmくらいと書いた気もするのだけれどね。
交換は前後同時が多かった。先の通り前が先に減るのでそれに合わせて行う感じ。
ちなみに直近の交換は久しぶりに前のみ→後に後ろとしたので、リアは9,000km走っていた。
■BRIDGESTONE TRAIL WING TW301/302
一見同じパターンのD605よりは硬い印象。
半面、そのせいかグリップ感が薄い。舗装の峠道では躊躇してしまう時もあった。この点で俺はD605の方が走りやすい。
結果、早めに交換してしまったような。固めの分、寿命は長いように思うのだけれど。
■IRC TR-011 TOURIST(ツーリスト)
乗り方・乗り手次第。
岩場アタック用としてなら最強だろう。山遊び専門車ならこのタイヤで文句なしのはず。
だがツーリングでも・舗装路でもとなると話は違ってくる。なので例えばツーリングセローにはお勧めしない。
※詳細は散々書いたので略っと。
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総括
とまぁ、いろいろ偉そうに書いたけれど、そんなわけで今の俺にはD605が一番合っているようだ。
メーカーが自ら「オールラウンドトレールタイヤ」とする通り、セローではごく普通のタイヤ。
サイトのネタ的には面白くないのだけれど、事実なのだから仕方がない。
つまりまぁ、俺の走り方がごく普通ということなのだろう。
というわけで、特に何か思いつかない限り(?)今後もこのタイヤがメインになるだろう。
フロントのみD603というのもずっと考えてはいるのだけれどね。
※やっぱり舗装路での走りが心配でねぇ……
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