■自宅で気づいて何より
某日、ガラガラとガレージを開ける。
と、セローのリアタイヤが後ろに置いたレンガ(←先の震災以来、いざという時に動かないように常備)に妙に食い込んで…「パンク…ですね…」
押したらぷにゅって
久しぶりにダートをがりがり(?)走ったのは先々週のこと。
当日はまったく気づかなかったのだけれど、多分その時に何か拾ってしまったのだろう。チューブタイヤだとその場でアウトだけれど、チューブレスはゆっくり抜けてくれるからありがたい。
パンク修理については以前もちょい書いたのだけれど、せっかくだからレポートしてみようか。
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まずはセローをリフトアップ。
リアタイヤをじっくりと観察して、「あ、釘か」
オフタイヤってどこでパンクしてるか判りにくいんですよね
こんな長いのがよく綺麗に刺さるものだと
それではとパンク修理道具を引っ張り出す。
セローには緊急用のムースタイプと恒久修理用のゴムプラグタイプを装備しているのだけれど、今日はもちろんゴムプラグタイプ(チューブレスタイヤ専用)だ。
もちろんVMAXにも使えます
久しぶりなので取扱説明書を読む。取説って邪魔なので捨ててしまいたくなるのだけれど、こうして読むと取って置いて良かったと思うのだ。
さて、まずはリーマーにセメントを塗って……「ありゃ?スカスカだわ」
半分残っていたはずのセメントはからからに乾いてしまっていた。まぁ前回使ったのが5年も前だからねぇ。
それではと、もう一つある新品のセメントのチューブを開けて…って、「なんでこっちもスカスカなんだよ!」
口金に傷とかは無かったんですけどね
新品なのに中身が綺麗に蒸発していたセメントチューブ。どこかに穴でも開いていたのだろうか?まぁ5年前の時点で「何時買ったか覚えていない」品物だから仕方ないだろう。
そういえばこのキット、今年の北海道ツーリングにも持っていったのだけれど、って事は現地でパンクしてたら酷いことになっていたはずだ。今日気づいて良かった良かった。(←ポジティブシンキング)
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とりあえずパーツ屋へGO。だが「セメントだけ」は売っていなかった。
それではと4輪パーツ屋へ。この手の消耗品は4輪屋の方が種類・価格共にお得な気がする。
ゴムもおまけで付いてきましたが
修理続行。
リーマーにセメントを塗り、釘を抜いた後の穴へぶすりと刺してぐりぐりと回す。
…と書いていて気づいてしまったのだけれど、画像にある赤いリング(深く刺さらないための防止用)は本来外して作業しないとダメです(汗)
あらかじめ説明書を読んでいてコレですから
穴の周囲が綺麗になったらいよいよプラグ。
リーマーにプラグをセットしてシールを剥がし、これまたセメントをベタベタと塗る。
あとは先の穴にぶすりと差し込むだけだ。(←この時は赤いリング付きでOK)
緑色のがカバー(シール)
きっちり奥まで差し込んだらリーマーだけを引っこ抜く。
刺さったプラグの飛び出た部分はカッターで切る。オンロードだとスパっと切れるのだけれど、ブロックタイヤの溝の中だとなかなか歯が届かない。
#まぁ残っていても影響小、とも言えるわけですが。
修理完了
セメントがいい感じ(?)になったところで軽く空気を入れてみる。
うん、どうやらきちんと修理できたっぽい。
1日待っていつもの空気圧にして、更に数日置いて大丈夫なら完治ってことにしようか。
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