■YAMAHA SEROW 225WE (4JG6) セロー メンテナンス編

 

スピードメーターケーブル交換記

メンテナンス…という程のことじゃありません

 

 

garage Ak!rA

 

<2011年5月>

せっかくの機会ですから

 「スピードメーターケーブルが切れたので交換しました。」

 本来はこれで終わりにするネタなのだけれど、せっかくなので引っ張ってみよう(笑)
#せっかくと言うかネタが少ないというか…(フェードアウト)

 先のツーリング途中でセローのスピードメーターケーブルが切れた。

 総走行距離は4万キロ超え、製造後12年という年月とあわせて考えればよくがんばったとも言えるだろう。
 特に水攻めやらホコリ攻めに遭うことの多いオフ車でもあるわけだし。


見事にネジ切れてます

 さて、交換作業としては何も特殊な事はない。

・新品を買ってきて(1,400円弱)
・古いケーブルを外して
・新しいケーブルをつける。

これだけだ。

 スピードメーターケーブルは、端がストレートの方がホイール側、ちょい曲がった方がメーター側になる。

 メーター側は隣にヘッドライトバルブやたウインカーステーやらがあり、外すのはともかく付ける(ネジ山を合わせる)のに手間取った。
 なので、

・メーター側を先に付ける。
・ウインカーステー等を外してから作業する

のが結果的に楽だった。


判りにくい画像ですいません

 ケーブルはできるだけ曲がりが少なく・しかしサスが沈んだ時に逃げられるように配置する。

 新しいケーブルには既にオイルが塗布されているのでそのまま使える。が、両端子部分にモリブデングリスを付けて置くと心情的に安心できる(笑)
#それにこんなところにでもないと他に使い道無いんだよな→モリブデングリス


 さて、余談なのだけれど、スピードメーターケーブルの規格(回転数)は業界で決まっており、1,400rpmで60km/hを指すようになっているのだそうだ。
 車種によりホイール径(タイヤ径)は異なるが、上記に合うよう前輪ホイール内のギアで変換されているらしい。

 つまり、前輪でスピードを計測している車両は、50ccだろうが1000ccだろうが21インチだろうが12インチだろうが、スピードメーターが流用できる(同じ速度を示す)ということだ。
※物理的に付くかどうかはまた別の話として(笑)

 そういえば、速度はこれで良いとして、オド・トリップメーターはどうなのだろう?
 単純な回転数*タイヤ外径だとズレるけど、規格があるくらいだからさすがに速度から出してる(積分)んだろうなぁ…


…とかなんとかぶつぶつ考えながら作業終了。

 走行テストも問題なし。もちろん「新しいケーブルにしたら抵抗が減って馬力が上がった!」ということもなし(笑)


ま、なんにしても新しいパーツが付くってのは良いものです

 それにしても、スピードメーターケーブルなら実害は無いけれど、スロットル・クラッチケーブルはツーリング途中で切れるといろいろ面倒なものだ。こちらも近々メンテしてやるとしよう。
#クラッチケーブルは交換済みだから大丈夫…なはず?(自信なし)


 

 

 

 

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